マレーシアに長期滞在される日本人で運転される場合、
長期ビザ（就労ビザ等）を保有されていれば、
マレーシアの免許証への書き換えが可能となります。
長期ビザの種類は、就労ビザとその帯同ビザに限られます。保護者ビザは含まれません。
保護者ビザの場合は、
「国際運転免許証」、「日本の運転免許証」、「パスポート」の
３点セットで、問題なくマレーシアでも運転できます！
日本で取得した「国際運転免許証」は
１年毎の更新です。
更新するには日本への一時帰国が必要となります。
話が少し外れましたが、
免許証書き換えの手続きや必要な書類など確認していきましょう。
©️KLセクレタリー
道路交通局での必要書類
まずは、全体像を知るために、
道路交通局（通称：JPJ）での
必要書類を見てみましょう。
一般的に、次の書類が必要となります。
★★★
１、パスポート原本と写真ページのコピー
２、長期ビザのページコピー
３、日本の運転免許証とコピー
４、在マレーシア日本大使館で取得した日本の運転免許証の翻訳証明
５、写真（背景白）
６、道路交通局の申請書への記入
７、道路交通局の申請費用（取得年数によって変わります）
長期ビザの種類のよっては、
別途書類が必要な場合があります。
JPJ免許証の費用
1年RM60
2年RM120
3年RM180
4年RM240
5年RM300
1年〜5年の間で選べます。
更新の場合、マレーシア人は10年更新ができるようになりました。
外国人の場合、10年更新が選べるかは分かりません。
JPJの手続きは、意外と手間です、汗。
過去には、突然外国人の新規取得ができない期間もあったり、
ある程度マレーシアへの移住期間が長くなる予定の場合
複数年で取得することをお勧めします。
在マレーシア大使館での手続き
道路交通局での必要書類の１つ、
在マレーシア大使館の「日本の運転免許証の翻訳証明」について見ていきます。
この書類は、道路交通局を訪れる前に、取得してくださいね。
翻訳証明に必要となる書類は以下の通りです。
必要書類
１、申請書（大使館内の備え付け or PDFダウンロード）
２、パスポート（代理申請の場合はコピー可）
３、有効な日本の自動車運転免許証（原本及びそのコピー）
４、申請費用：70リンギット、または オンライン申請の場合 2,100円
所要日数：申請日を含め4業務日
「日本の運転免許証の翻訳証明」は、代理申請も可能となります。
オンライン申請可能に！
「日本の運転免許証の翻訳証明」含め、
大使館で取得できる証明書は、
現在、オンライン在留届(ORRネット)から
オンライン申請が可能となりました！（未対応の証明書も有）
メリットとしては、、
✅「クレジットカード決済」が可能、
✅ 通常2回、日本大使館訪問する必要がありますが、
オンライン申請にすることで、証明書の受取時のみ、
1回の訪問で済むことでしょう。
※ORRネット利用には、在留届を先に提出する必要があります。
運転免許書き換えの場所
話を戻しまして、運転免許証の書き換え場所をチェックしましょう。
©️KLセクレタリー イメージ写真※現在こちらの支店は取扱いがないかもしれません。
運転免許書換えの手続きは、
道路交通局（JPJ：Jabatan Pengangkutan Jalan）で行われます。
どのJPJでも書き換えができるわけではなく、
基本的にメインオフィスでの手続きとなります。
変更が生じている場合もありますので、
事前に確認しておきましょう。
晴れて、マレーシアの運転免許取得！
運転免許書換えが完了したら、
新しい運転免許証を受け取ります。
マレーシアは日本同様に、
左車線で右ハンドルですが、
運転ルールは大きく異なります。
マレーシアの道路は日本人からすると
分岐などわかりずらかったり、特徴があります。
初めのうちは、十分に注意しながら安全運転しましょう。
Touch N Go
運転される際は、Touch N GOもお忘れなく！
高速道路や駐車場での支払いなど、
クレジットカードで払える場合もありますが、
現金で払えない場合が多いです。
車を運転される際は、事前にTouch N GOを準備されることを強くお勧めします。
身分証明書代わりに
マレーシアの運転免許証は、
近隣諸国でも利用できたり、
ビルやコンドミニアムの入館など、
パスポートの代わりに
免許証で代用できたりします。
使い勝手が良いので、条件に合う方はぜひ！
KLセクレタリーでは、運転免許証書き換えのサポート承っております。
現在、「クアラルンプール」と「ペナン」にてご対応可能です！
